ダウン洗いの最適解



ダウンウェアのクリーニングにおける最適解とは 【着用により低下した保温性を復元すること】 そう仮定してみると、いくつかの課題が見えてきます。

そもそも「保温性」とは何に基づく指数なのか。 ダウンウェアという構造的な性質から 強力な断熱材となる「空気の層」、その層の厚み。 言い換えれば空気を保持できる「隙間の広さ」と考えることができます。

私たちはこの隙間を確保するといったことに焦点を絞り 従来の工程をあらためて検証してみることにしました。

羽毛が適度な隙間を維持するために欠かせない動物性油脂は失くしたくないが 表面に見える皮脂などの油分は除去したい。 そんなドライクリーニングの矛盾も 的確なソープ濃度の堅持などの溶剤管理でクリアできることが実証されていました。 水洗いでは成し得ない 【羽毛の油分は溶かさずに皮脂だけを洗い流す】 実に我儘で、それでいて高機能な溶剤づくりを私たちは約束します。

逆説的にはなりますが 製造元がダウンウェアの復元に適していると推奨しているのは 圧倒的にウェットクリーニング(水洗い)なのです。 羽毛を硬化させ、偏りを生成する汗や水分といった 隙間を狭める要因を取り除くことができるのは ウェットクリーニングであるとされているからです。 そんなウェット理論の傍らで 羽毛の絡まり、偏りをさらに加速してしまうといった 保温性に直結する重大なリスクも考慮しなければなりません。 それらを踏まえながら汗成分を除去するのは勿論、 ロフト(かさ高さ)の回復に軸を据えた 低温で短時間のダンブリング乾燥と贅沢なまでに時間を費やす自然乾燥の 過程を踏むことで羽毛独自のパフォーマンスを再度呼び起こせることを 私たちは確信しました。

前述のふたつの検証で得たものを実践し、個々の羽毛の環境を整えてみると さらなる復元の可能性を見出すことで新たな工程としての 人為的な羽毛の再配置が不可欠なのではないかと考えはじめていました。

再配置とは羽毛を手で丁寧に移動させながら解きほぐすこと。 キルトの中央部に集まりがちな羽毛を端の縫合部分付近までも含め 均等に敷き詰め直すイメージです。 余す所なく配置された羽毛は空気を取り込む隙間を最大限に広げ 保温性の向上に必然的に導いてくれるはず。

それを信じて私たちYonezawa Downwear Detanglesはここ米沢で日々、探求しています。

    

米沢のあらゆるダウンウェアに解きほぐされた暖かさを。


Yonezawa Downwear Detanglesはここ米沢で日々、探求しています。




カシミヤ製品に潤いを



失っていたものは潤いでした。

残念ですがドライクリーニングの理論において 皮脂汚れを溶かすという最大の効果を享受すると同時に カシミヤそのものが本来必要とする脂質までもを脱脂してしまうという事象が起きていたと推測されます。 にもかかわらず、それらを補う発想としての新しく良質な脂質を補給する、 といった過程が足りていなかったのかも知れまん。

重ねて、乾燥時における温度も相関していると考えられます。 動物由来の繊維はヒトの皮膚や毛髪と同一のケアが最適と捉えられる場面が多々あります。 「ドライヤーの熱」「キューティクル」「ダメージ」といった語彙で連想される、それらに共通したものです。 過度なスケジュールに追われ、 低温で長時間の乾燥というセオリー的な概念が優先されていなかったと仮定できるのも否めません。

これらの一般的な状況を踏まえた先に、 これまでもこれからも 適切な加脂剤の使用、 および的確に管理された乾燥温度を約束して、カシミヤのみにとどまらず、 アルパカ、アンゴラ、上質なウールに至るまで、 素材の価値を構築する軽さ、弾力性、光沢感などの源である 潤い」を取り戻すことをテーマに

Yonezawa Cashmere Treatmentsはここ米沢で日々、進行しています。

    

米沢のすべてのカシミヤ製品に潤いを。


Yonezawa Cashmere Treatmentsはここ米沢で日々、進行しています。

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